この記事でわかる事は?
手すりをDIYで取り付ける方法がわかります。
どの種類に対応する?
主に下記の条件に当てはまる手すりです。
- 室内
- 壁に固定
- 市販品
それ以外の屋外で使用する手すりなどは対象外です。
手すりの取り付け方
基本的な流れ
- 大体の取り付けたい場所を決める
- 大体の取り付けたい長さを決める
- (少し長めに手すりの材料を購入する)
- 取り付け場所に下地があるか調べる
- 取り付け位置を決める
- 手すりをカットする
- ビスで固定する
ポイント
手すりは重量がかかるので、厚みのある木材の柱か、下地のある部分に取り付ける必要があります!
石膏ボードや薄いベニヤの部分には固定が出来ません。
石膏ボードの壁の下地を探すにはこちらの記事を参照ください。↓
使用する材料
- 手すり本体:木製の丸棒)
- 固定ブラケット:手すりを支える金具
- エンドブラケット:手すりの端に付ける金具
使用する道具
ドライバー:ビスを取り付けるのに使用(電動、インパクトドライバーを推奨)
下地探し:壁の中の下地を探すのに使用
のこぎり:手すり棒をカットするのに使用※使い慣れている場合は丸鋸や卓上鋸でも
メジャー:手すりの長さ等を測るのに使用
手順
大体の取り付ける位置、長さを決める
取り付ける位置と大体の長さを決めましょう。使用する人の身長や動線に合うように決めていきます。次に確認する下地の位置によっては変更する必要があるので、まずは大体で決めます。決まったらマスキングテープ等で印をしておきましょう。
下地の位置チェック
手すりはブラケット部分でビスで壁に固定します。下地のある部分に止める必要があるのでその位置を探します。
この様に、手すりを付けたい範囲にある下地(間柱)を調べる事で、ブラケットを付けられる位置が決まります。
下地を見つけたらマスキングテープ等で印をしておきましょう。
ポイント
もし下地の位置が合わなかったり数が足りない場合
補強下地という板材で補強する手段があります。
こちらの記事の中に解説していますので参照ください↓
ブラケット取り付け
下地のある位置でブラケットの取り付ける場所を決めましょう。
最初に確認している使いやすい高さと、間柱のクロスする箇所に印をします。
※高さは床からの高さで、平行な手すりの場合同じ高さで統一しましょう。
印をした箇所にビスを使ってブラケットを取り付けましょう。
まずは前後の2箇所だけで大丈夫です。
手すり棒をカットする
ブラケットの位置が決まったら、置ける手すりの長さが決まるので、手すりの棒をカットします。
なるべく真っすぐにカットが望ましいですが、エンドブラケットが付くので多少斜めでも隠れてしまいます。
逆にエンドブラケットを付けない仕様の場合は慎重に真っすぐ切る必要があります。
手すり棒を固定
カットした手すりの棒をブラケットの上に仮置きしましょう。
前後の位置などを確認して問題なければ、ブラケットと手すりを固定します。
前後のブラケットと手すりが固定出来たら、中間ブラケットも同様に下地のある位置に固定していきます。
※中間ブラケットは90cm間隔で配置するのが目安です。
全て配置出来たらこちらも手すり棒に固定して作業は完了です。
強度の確認
取り付けが完了したら、掴んだり体重をかけたり強度に問題が無いか確認しましょう。
もしぐらつきなどがある場合、どこかの固定が上手くいっていない可能性があるので、その箇所がしっかり下地があるかなど再確認してください。
まとめ
今回は手すりの取り付けをDIYでやる方法をご紹介しました。
体重をかけて使用する物なので、強度だけしっかりしているか気を付けて頂ければと思います。