エアコン修理

エアコンの風にムラがある!一部分しか出ない理由とは

エアコンを使用していると起きるトラブルで、全体から風が出るのが正常なのに、一部しか風が出ないことがあります。今回はその原因についてです。

風が出ているかチェック

まず、エアコンの風の吹き出し口に手をかざしてみて、風にムラがないかチェックしてみましょう。

真ん中を触るとそこだけ風が出ていない、とか右側だけ出ていない、という場合はムラが発生しています。

原因その①:フィルターのつまり

エアコンにはホコリが詰まらないようにフィルターが付いています。このフィルターが詰まってしまうと風の流れが悪くなるので、第一に考えられる原因です。

対処法:フィルターは自分で外せるので、外して洗いましょう。

要注意なのが、自動お掃除機能(お掃除ロボット)がついているからといって、ホコリが全く溜まらないと勘違いしている方がいます。ずっとほったらかしにしていると自動お掃除機能があろうともホコリが溜まっているので定期的にフィルターやホコリが溜まるダストボックスをキレイにしましょう。

原因その②:熱交換器の汚れ

熱交換器とはその①で紹介したフィルターのさらに裏にある部品です。フィルター掃除を怠ったりするとこの部分にもホコリが溜まってしまうので、風の通りが悪くなります。細かい網の様になっている部品ですが、そのすき間が詰まると風が流れなくなります。

対処法:エアコン内部洗浄を行う(エアコンクリーニング業者がおすすめ)

原因その③:ファンの汚れ

風を送り出すファン自体にもホコリ、汚れがつくと風の流れが悪くなります。

内部を覗いてみましょう。(中は見えにくいので明かりで照らすのがおススメです)

対処法:エアコン内部洗浄を行う(エアコンクリーニング業者がおすすめ)

原因④:熱交換器など、冷媒系統の詰まり

あまり可能性がありませんが、冷媒系統の詰まりという原因もあります。

これはどういった事かと言うと、エアコンの中には冷媒ガスというガスが流れています。※上で紹介した熱交換器もそうです。

その冷媒ガスは細いパイプを何重にも重ねたような形状でエアコンの中を張り巡らされています。これを冷媒回路と呼びますが、ここになんらかの不具合がありガスが部分的に流れなくなるとそこだけ冷えないなどのトラブルが起きます。

対処法:エアコン修理業者や製造メーカーに問い合わせましょう。もし冷媒回路の不良の場合、保証期間内ならば無償修理の対象なので、保証書の期間を確認しましょう。

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