基礎知識

【インパクトドライバー】電圧の違いなど、DIYする前の予備知識!

この記事では、DIY目的でインパクトドライバーを購入する前に知っておきたい予備知識について書いています。

この記事はこんな方向け

  • 同じメーカーでも色やプロ用の違いがあるけど何が違うの?
  • バッテリー式とコード式があるけどどちらが良いかわからない
  • バッテリーも18V、14.4V、10.8Vと色々あるけど違いがわからない

この様な疑問がある場合、本記事を読むことでわかるようになります。

そもそも使い方がわからない、インパクトドライバーって何?という方は別記事にしているのでこちらをご確認ください▼▼

購入前に知っておくと、より自分に合ったインパクトドライバーが選べるようになるので、是非参考にしてみてください。

同じメーカーでもDIY用とプロ用のモデルがある

国内トップシェアのマキタをはじめ、大体どこのメーカーもDIY用とプロ用のモデルが発売されています。

マキタだったらボディが緑ベースだったらDIY用、青ベースだったらプロ用と色でも区別されています。

DIYモデル

プロ用モデル

こんな感じで使用しているカラーの違いがあります。

※プロ用は基本カラー以外の色違い機種も販売されています。

DIY用とプロ用の主な違い

では、DIY用とプロ用は何が違うのかと言うと、主に耐久性、精度、価格です。

■耐久性

耐久性については、プロが仕事で使う道具・工具は毎日何時間も使いっぱなしの状況が想定されます。

なので、プロ用のインパクトドライバーにはそんな過酷な状況にも耐えうる様に、高い耐久性を持たせて作られています。防水、防塵機能などもあります。

■精度

次に精度に関して、これも同じく仕事で使う以上DIY以上の高い精度が求められます。

その為プロ用のインパクトドライバーの軸にがたつきやブレが低減されていたり、締め付け過ぎない様に細かいパワーの制御があったりします。

■価格

よってプロ用はそれらの性能を反映すると金額としては高額になりがちです。

反対にDIY用はそこまでの高性能ではないものの、必要最低限の性能にして価格が抑えられている形です。

価格はおよそ3、4倍程度プロ用の方が高いです。

ポイント

とりあえずコストを抑えたい→DIY用

長く使えてしっかりした物が欲しい→プロ用

といった形でチョイスするのがいいと思います。

修行僧

DIY用はとにかくお手頃なのがメリット

バッテリーとコード式がある

イメージ(別の工具です)

インパクトドライバーを始めとした電動工具には家庭用電源にコードで接続するコード式と、バッテリーで動くバッテリー式があります。

昔はバッテリー式はパワーがあまり無く非力だったので、コード式の方が主流でしたが、現在は性能の良いバッテリーが作る事が出来る様になり完全にバッテリー式が主流です。

発売されているほとんどのインパクトドライバーがバッテリー式です。

イメージです

場所を選ばずコードのわずらわしさも無く使えるのでバッテリー式で選んでおけば間違いはありません。

バッテリーには、同じバッテリーを使用する機種であれば使いまわしが出来ます。

つまり同じバッテリーでインパクトドライバーと丸ノコ等を動かす事が出来ます。

同じ電圧でも、プロ用とDIY用には互換性はありません!

コード式については、例えば工房の様な決まった作業場所だけでしか使わない場合は、充電やバッテリーが不要になるのでメリットがあります。ただしラインナップはかなり少ないです。

バッテリーの電圧と形状について

次は、バッテリーの電圧の形状の違いについてです。

バッテリーには電圧の違い、形状の違いがあります。

上でも書いた通り、同じバッテリーを使用する工具には互換性がありますが、逆に言うと違う場合は互換性がないので、バッテリー選びは意外と重要です。

・電圧が同じで形状も同じ→互換性あり

・電圧は違うが形状は同じ→※一部互換あり

・電圧も形状も違う→互換性なし

電圧の違い

マキタで言うと、40V、18V、14.4V、10.8V、7.2Vの電圧の違いがあります。

電動工具電圧

最初はこれを見ても何が違うかさっぱりだと思いますので、下記に特徴を記します。

先に言うと、数字が大きいほどハイパワーとなります。

40Vバッテリー

40Vは最近発売され始めているハイパワーモデルに対応しているバッテリーです。

その前は18Vが最大だったのが、さらにハイパワーが必要になる工具用のバッテリー電圧として追加されました。

パワーは魅力ですが、DIYではそこまでのハイパワーが必要になる事は少なく、逆に扱いにくくなるデメリットがあるのでおすすめしません。

DIY用モデルはラインナップされていません。

18Vバッテリー

18Vは40Vが出る前は最高の電圧だったので、パワーは強めです。なのでDIYで18Vでパワー不足を感じる事は無さそうです。

プロ用に関しては現在主流となっているので、対応している工具がとてもたくさんあるので、広く使いまわしが出来るので便利です。

DIY用、プロ用どちらもラインナップされています。

14.4Vバッテリー

14.4Vはある程度のパワーもあり、強すぎる事もないのでDIY用におすすめの電圧と言えます。

プロ用のバッテリーに関しては一部18V用のインパクトドライバーと互換性がある事があります。

DIY用、プロ用どちらもラインナップされています。

10.8Vバッテリー

10.8Vはかなり扱いやすいパワーになっています。対応するインパクトも小ぶりで扱いやすく、ラインナップもそこそこ充実していますので、あまり大層な物は持て余しそうな場合は良い選択かもしれません。

DIY用モデルはラインナップされていません。

7.2Vバッテリー

7.2Vは最も電圧が低くパワーが無いですが、用途によってはありです。プロも御用達のペンインパクトという超コンパクトなインパクトドライバーは7.2Vに対応しています。パワーが無いので長いビスなどは打ち込むのに苦労しますが、そういった作業が無い場合は場所も取らず取り回しもいいのでおすすめです。

DIY用モデルはラインナップされていません。

電圧ごとのビス打ち込み時間の比較動画

実際に電圧の違いがどれ程の作業スピードの違いになるか、動画にしているのでご覧ください。

※7.2V、10.8V、18Vの3機種の比較となっています。

■太さ4mmの長さ35mmの木ビスの打ち込み時間の比較比較▼▼

結果まとめ

  • 7.2V:12秒
  • 10.8V:4秒
  • 18V:1秒

結果をまとめると、上の様になりました。

18Vは流石にハイパワーで1秒で打ち込みましたが、10.8Vはその4倍の4秒、7.2Vはさらに4倍の12秒かかりました。

10.8Vまではまだ実用的な範囲ですが、7.2Vの12秒はかなり長く感じます。この作業だと実用面では少し厳しいと言えます。

■太さ4mmの長さ25mmのコーススレッドの打ち込み時間の比較

※短くて粗いネジの為、全体的に先ほどより早くなっています。

結果まとめ

  • 7.2V:2秒
  • 10.8V:1秒
  • 18V:0.5秒

結果をまとめると、上の様になりました。

短いビスの為全体的に早くなりましたが、今度はそれぞれ2倍ずつ時間がかかった結果になります。

18Vはあっという間の0.5秒、10.8Vはその2倍の1秒、7.2Vはさらに2倍の2秒かかりました。

こちらの結果で言うと7.2Vでも2秒なので、全然実用範囲です。

これぐらいの作業で使用するのであれば7.2Vでも全く問題がない事がわかります。

まとめ

本記事ではインパクトドライバーの予備知識について紹介しました。

特にバッテリーの種類の違いは、事前に知っておくと、イメージ通りの作業が出来るか、バッテリーの使いまわしが出来るかなどに影響するので、しっかり把握しておくと良さそうです。

今回の記事を参考にしてもらい、自分にあったインパクトドライバーをゲットしてみてください。

インパクトドライバーの選び方

インパクトドライバーの選び方に関しては下記の記事にまとめているので、よければご覧ください。

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