この記事では、お部屋のクーラーが効かない、冷えない時に確認したいポイントについて解説をしています。
暑い時にクーラーが効かないのはとても不便ですよね。
不便ならまだしも、真夏は体調にも影響する大事な問題です。
では、クーラーが効かないのは何が原因として考えられるでしょうか?
お部屋のクーラーが効かない原因
クーラーが効かない時、下記の原因が考えられます。
- フィルターや内部の熱交換器の汚れ
- 室外機周辺に障害物がある
- 冷媒ガスが不足している
- クーラー本体の部品が故障している
主にこれらの4つに分類できます。
それぞれについて、原因と対処法をお伝えします。
詳細はエアコンが冷えない、ぬるい、効きが悪い原因8選と修理方法もご覧ください。
フィルターや内部の熱交換器の汚れ
クーラーは風を吸い込んで風を冷たくしてまた部屋に流す機械です。
なので、使用中は絶えずクーラーの中にお部屋の空気が取り込まれて行っています。
という事はお部屋にあるホコリやゴミなどもどんどん吸ってしまうので、内部が汚れてしまいます。
内部が汚れると風の通りが悪くなり、クーラーが効かなくなってしまいます。
また、内部の汚れを防ぐ為に用意されている「フィルター」ですが、これも掃除を怠っていると、風をさえぎってしまうので、効かない原因となります。
対処法
室外機周辺に障害物がある
室外機の周辺に障害物がある場合もクーラーが効かない事あります。
それは、室外機も風の出入りがあるので、障害物があるとそれが十分に出来ず効果を発揮できないためです。
室外機の前後風の通り道なのでふさがない様にしましょう。
対処法
何か物を置いていたり、草木が生い茂っていないか確認する。
冷媒ガスが不足している
クーラーの中には冷媒ガスという物が入っています。
それが何らかの原因で漏れ出して不足しまっているとクーラーが効かなくなります。
冷媒ガスはお部屋の中と外の温度を入れ替える大事な役割をもっています。
対処法
冷媒ガス補充を業者に依頼する
クーラー本体の部品が故障している
ここまで紹介した物に該当しない場合、残りはクーラーの部品自体の故障が原因と考えられます。
部品の故障が起きている場合、修理費は高額になる事が多いので、修理にかかる費用と買い替える費用を比較して検討した方が良いです。
対処法
業者に修理を依頼する
クーラーを買い替える
クーラーとエアコンの違いとは?
ここまで、『クーラー』という言葉を用いて説明を行ってきました。
似たような言葉で、『エアコン』があります。この二つの違いはわかりますでしょうか?
違いは、『冷房専用』か『冷房、暖房兼用』かです。
クーラーは文字通りですが、冷やす事を意味します。クーラーボックス、○○クーラーなど、良く使われます。
これが、家電においては冷房専用の物をクーラーと呼ばれています。
対してエアコンですが、こちらは『エアコンディショナー』の略となります。
そのまま訳すと、『空気を調整する物』です。エアコンを日本語で空調と呼んだりもします。
このエアコンを『冷房、暖房兼用』を示す言葉として使われています。
ですが、暖房も出来る機械を『クーラー』と呼んでいる事もあります。それはこれまでの歴史も関係していそうです。
昔は冷房機器は冷房専用だったので、『クーラー』と呼ぶ事が一般的でした、それが機器自体が進化して暖房も出来る様になったので、『エアコン』と呼ばれる様になっています。
個人的には、ご高齢の方は『クーラー』率が高い印象です
最近は商品自体のラインアップや、呼び名自体もエアコンが主流になっていると感じます。
今後もクーラーを使い続けるべきか
クーラーとエアコンの違いについて触れましたが、もし故障した場合など、今後も冷房専用のクーラーを使い続けるべきでしょうか?
現在冷房専用のクーラーというのは商品数が限られているので、強くおすすめはしません。
ただし、安価で構造がシンプルで壊れるにくいというメリットはあります。
ですがものすごい価格差があるわけでは無いので、暖房が出来る物を選ぶのもありだとは思います。
もし故障などで買い替える場合は、両者を比較して決めるのが良いのではと思います。
冷房専用エアコン(クーラー)冷房、暖房兼用(エアコン)
確かに冷房専用エアコンは3万円台とかなりお手頃です。
クーラー(エアコン)の修理を依頼する
クーラーが故障している場合の修理依頼については下記にまとめています。
クーラー(エアコン)の取り付けを依頼する
クーラーが故障して買い替える場合の取り付け工事依頼については下記にまとめています。
クーラーの掃除(クリーニング)を依頼する
クーラーの掃除を依頼する場合の依頼については下記にまとめています。
クーラー(エアコン)に関するトラブルまとめ記事
下記の記事に様々なトラブルや故障についてまとめています。