
この記事では、浴室乾燥機と浴室の扉の使い方の関係について解説をしています。
浴室乾燥機での衣類の乾きが悪い、浴室自体の換気があまりできないなどのお悩みがありますか?
実は、浴室の扉を少し開けるだけで乾きが良くなる可能性がありますので、この記事の内容をチェックしてみましょう!

冬場や天気の悪い時は浴室乾燥機は手放せないから、気になる!
ポイント
浴室乾燥機の乾きを良くするポイントは、空気の取り込みがしっかり出来ているか、です。

これについて、詳細を記事内で解説していきます。
浴室乾燥機の効果を発揮するには空気の取り込みが重要
まず、浴室乾燥機の乾燥機能がしっかり機能を発揮するには、必ず新しい空気を取り込む必要があります。

上の図で解説していますが、乾燥機能というのは、暖かい風を浴室に送りながら、浴室の空気を外に捨てています。
つまり、温風を出しながら換気も同時に行っています。
その理由は、どれだけ温めても外に換気をしてあげないと浴室にある水分がいつまでも無くならないからです。

ラップをかけて電子レンジすると、水分は飛ばないのと一緒だね!
その為、乾燥機能を使用中はどんどん空気を吸い込むので、新しい空気を浴室に取り込まないといけません。
扉にあるガラリ(空気取り込み口)の確認
では、どの様に新しい空気を取り入れるかと言うと、扉自体にガラリ(空気取り込み口)があればそこから取り込みます。

上の写真の上部にあるのがガラリです。扉やユニットバスの種類によっては、ドアの下側にあったり、扉の横のすき間がガラリになっていたりします。
最近のユニットバスは大体ガラリがありますが、昔の住宅などでは設けられていない事があります。
※その場合は、記事後半に進んで対処法をご覧ください。
ガラリが閉じている状態

このタイプのガラリは、パタパタと動く様になっていて、換気をしていない時、つまり新しい空気を取り込んでいない時は上の写真の様に閉じています。
ガラリが開いている状態

一方、換気をしている時は上の写真の様にガラリが勝手に開き空気の取り込みがされる様になっています。
ガラリがある場合の対応
もし浴室の扉にガラリがあれば、基本的にはそのままでも換気が出来ているので、大きな問題はありません。
ただし、汚れが詰まっていたり、動いている感じがしなかったり、それでも乾きが悪い場合は次の対処法を試す価値があります。
対処法:扉を少し開ける
ガラリから十分に換気出来てい無さそうな時、対処法はとてもシンプルです。
対処法:『浴室の扉を少し(2,3センチ程度)開けてあげる』 です。

開ける量としては、上の写真の様に、本当に少しだけドアを開けるイメージです。
これだけ開けるだけで取り込める空気の量は変わります。
ガラリがある扉はより空気が取り込みやすく、ガラリがない扉は今までより格段に取り込みやすくなる可能性があります。
※ただし、あまり開けすぎると今度は熱気も逃げやすくなるので、あくまで少し開けるというのが重要です。
まとめ
浴室乾燥機を使用されていても、この扉の使い方は意外と知らない方は多いです。
※取扱説明書には小さく書いてあったりはしますが・・・・
実際に、『密閉しないと乾きが悪いでしょ?』と言われる方はかなり多くいます。
そういった方には少し意外な対処法だったかもしれません。
それだけに是非試して欲しい方法です。
浴室乾燥機の乾きが悪くて悩んでいる方は是非お試しください。
他の原因もチェックしてみよう
ちなみに、乾きが悪い場合はフィルターの詰まりや他の原因の事もあるので、浴室乾燥機が乾かない?乾きやすくする確認ポイント9選!の記事もチェックしてみてください。
温風自体が出ていなかったり、風の勢いが無くなっている可能性もあります。