この記事では、エアコンの室外機が動かないのはガスが原因かそれとも別か?について解説をしていきます。
最初に結論をお伝えすると、ガスが原因で室外機が動かない事もあれば、また別の問題で室外機が動かない事があります。
いきなりどっちつかずの結論ですが、どちらにせよエアコンが故障している事には変わりがなく、修理などの対応は必要となります。
室外機が動かない原因は?
室外機が動かなくなる原因としては、室外機そのものが機械的に故障している可能性が考えられます。
- コンプレッサー
- ファン
- モーター
- 冷媒回路
- 電子基板
など、室外機を構成している部品が故障しているので、室外機が動かない事が考えられます。
ちなみにこの場合は部品の交換や修理が必要となります。
また、今回の記事で解説するガスとの関係ですが、ガスは室外機の中に入っている物です。
何も異常が無ければ室外機が動いてガスが流れるのですが、そのガスが何らかの原因で無くなってしまうと、ガスの圧力が低下した事を室外機が検知して、動きを止めてしまう事があります。
これがガスが原因で室外機が止まるパターンです。
見分け方
室外機自体の故障とガスが不足している状況は見分ける事が出来るでしょうか?
実際、室外機が動かないという症状だけで見分けるのは難しいかもしれません。
※DIYでのガス補充について解説した下記記事内でガスの計測方法は解説していますが、準備や手間が少しかかります。
何が原因か簡単に見分ける方法として一つ試して欲しいのが、エアコンを一度リセットする事です。
エアコンのリセット方法
- エアコンの電源を切る
- エアコンのコンセントを抜く
- 10分程度放置する
- エアコンのコンセントを入れる
- エアコンの電源を入れる
リセットをすると、先ほど説明したガス不足を検知した情報が一旦消去されます。
その状態でエアコンを動かした時に、少しでも室外機が動いたとしたら、ガスが原因の可能性が上がります。
逆にリセットをしても全く室外機が動かない場合は室外機自体が故障しているかもしれません。
対処法、修理法
最初に説明した通り、原因が室外機自体にあったとしてもガスだったとしても、いずれにしろ修理が必要となります。
一度、点検をしてもらい原因の診断や修理をしてもらうのがおすすめです。
業者に依頼する際は、どの業者に頼むかを間違えると無駄な出費や時間がかかってしまいます。
修理を頼む前に【エアコン修理】知らないと後悔!どこに頼むか症状で変わるの記事をご覧ください。
修理をせず買い替えをしようと思う場合は【エアコン買い替え】業者に取り付け依頼をするおすすめの方法をご覧ください。
まとめ
エアコンのトラブル全般に関してはこちらをご覧ください