この記事では、エアコン取り付け工事の際にかかってくる、追加工事の費用について紹介しています。
エアコン取り付け工事は、標準工事という基本的な料金内に含まれる費用と、今回の記事で紹介する追加工事費用がかかってきます。
つまり、実際にかかるのはその二つの合計費用という事になります。
エアコン標準工事には何が含まれる？
最初に、標準工事に含まれるのは何かについて紹介していきます。
販売店、業者によって多少の違いはありますが、大体この内容に当てはまります。
標準工事の内容
- モルタル壁、ALCの穴開け1ヶ所
- 配管の長さは4m以内
- 配管の仕上げはテープ巻き
- 室外機は地面置き
- 室外機のプラブロック費用込み
ポイント
今までエアコンが付いていて、室内機のすぐ近くの地面に室外機が置ける、配管はテープ仕上げ、という事であれば追加費用は発生しない事が多いです。
追加工事費用一覧
では、どんな時に追加費用がかかるのか？
先に紹介した標準工事に含まれない物になりますが、代表的な物を紹介します。
追加工事には、エアコンを設置するのに必須な工事のタイプと、希望により発生するタイプがあります。
必須になる追加工事
必須になる追加費用とは？
それをしないと、エアコンが設置出来ない追加工事の事です。
簡単に言うと、標準工事より大変な作業の場合に発生する工事です。
| 項目 | 説明 | 費用目安 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 配管延長 | 室内機と室外機の距離が遠く、配管が4m以上になる場合に発生 | 3000円～6000円(1m毎) |  |
| 高所作業 | 高い場所での作業(2m以上が目安)での作業が必要な場合 | 1500円～3000円 |  |
| スライダー(ハシゴ)使用(2階) | 高所で作業する際に長いハシゴを使用する場合に発生 | 2000円程度 |  |
| スライダー(ハシゴ)使用(3階) | 高所で作業する際に長いハシゴを使用する場合に発生 | 3000円～6000円 | |
| 室外機壁面設置 | 室外機を外壁に設置する際に発生 | 約15000円(専用金具代込み) |  |
| 室外機屋根設置 | 室外機を屋根に設置する際に発生 | 約15000円(専用金具代込み) |  |
| 室外機天吊り設置 | 室外機を宙に浮かせて設置する際に発生(マンション・団地等) | 約15000円(専用金具代込み) |  |
| 室外機二段設置 | 室外機を二段にして設置する際に発生 | 約15000円～20000円(専用金具代込み) |  |
| 異階工事 | 室内機と室外機の階が違う場合 | 3000円～10000円(距離により) |  |
| エアコン専用回路(コンセント) | エアコン専用のコンセントが無い場合に発生 | 約13000円 |  |
| 電圧切り替え(100V、200V) | 設置するエアコンとコンセントの電圧が違う場合に発生 | 約2000～3000円 |  |
| 隠蔽配管接続 | 隠蔽配管(壁の中に埋まった配管)に接続する際に発生 | 約10000円 |  |
| 配管化粧カバー再利用 | 既存の化粧カバーをそのまま使用する際の作業費 | 3000円～6000円 |  |
| 旧エアコン処分費用 | 取り外したエアコンを処分する費用 | 約4000円 |  |
希望により発生する費用
| 項目 | 説明 | 費用目安 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 配管化粧カバー(屋外)設置 | 配管を隠す化粧カバーを屋外に設置する費用 | 約10000円(2m以内) |  |
| ※カバー延長 | 配管カバーを延長する際に発生 | 3000円(1m毎) | |
| 配管化粧カバー(屋内)設置 | 配管を隠す化粧カバーを屋内に設置する費用 | 約15000円 |  |
| ※カバー延長 | 配管カバーを延長する際に発生 | 3000円(1m毎) |
まとめ
今回はエアコン工事の追加費用についてまとめました。
エアコン工事に実際いくらかかるのか気になっている方に参考にしてもらえればと思います。
※最初にお伝えした通り、あくまで一例なので、必ずこの金額や内容になるとは限らないのでご了承ください。
