この記事では、エアコンが故障した時の原因・費用・修理方法を総まとめにしています。
エアコン故障はある日突然起きるもの。
原因は?修理方法は?買い替えとどっちがいいの?など、わからない事がたくさんあってお困りではないですか?
なんで壊れたか、どこに頼めばいいか、いくらかかるのか・・・・
そんな時に役立つ情報をここに総まとめにしました。つまり、この記事を見ればこれからどうすれば良いかがわかります。
筆者はエアコン修理、取り付けを実際に行っている事業者です。これまでの経験をもとになるべく詳細に解説していますので是非参考にしてください。
※全体を読むのは大変なので、目次リンクから必要な所にアクセスして見るのがおすすめです。
※DIYで修理対応する方法も紹介しています。
【症状別】エアコンの故障原因と修理方法
ここから、症状別にエアコンの故障原因と修理方法を解説していきます。
※修理方法の最初に【DIY】の文字が入っている物は自分で確認、修理が出来る項目となっています。
その1.エアコンの電源が入らない
エアコンの電源自体が入らない、という症状です。
そもそもリモコンに反応もしなければ電源ランプも光らない、風も出てこない、うんともすんとも言わない、という状況がこちらです。
詳細は【エアコン】電源が入らない?原因と修理方法6選でまとめています。
- リモコンの故障
- エアコンの電源自体が全く入らない場合、最初に考えられるのがリモコンの故障です。
意外と電池が入っていないという事もあるのでまず確認しておきたいです。
応急処置方法:本体にある電源スイッチを押してみる
修理方法①:【DIY】リモコンの電池を新品に交換してみる
修理方法②:【DIY】新しいリモコンを購入する※古いエアコンで購入出来ない場合はどの機種でも使える汎用リモコンという物を購入。 - 電源の不具合
- もし応急運転スイッチを押しても動かない場合、次は電源を確認しましょう。
エアコンの電源は分電盤(ブレーカー)が大元なので、まずはブレーカーを確認しましょう。
何らかの原因でブレーカーが落ちている事があります。
修理方法:【DIY】ブレーカーが落ちていたら上げる(「エアコン」と書いてない事もありますが、一つだけ落ちていたらそれが怪しいです) - ブレーカーも問題ない場合、次はコンセントを確認しましょう。
エアコンのすぐ近くにエアコン専用コンセントがあれば抜く事もあまりありませんが、もし離れたコンセントに繋いでいる場合はしっかり繋がっているか確認しましょう。延長ケーブルなどでたこ足配線している場合はケーブルが故障している場合があります。
修理方法①:【DIY】コンセントを入れなおす
修理方法②:【DIY】延長ケーブルを使っている場合は他の物に交換してみる
その場合は一度別のケーブルなどに取り換えて確認しましょう。
※ちなみにエアコンは大容量を消費するのでたこ足配線は危険です。エアコン専用コンセントを設置するか、たこ足配線だけはしない様にしましょう。 - 一時的なエラー
- エアコンは電子制御で動いている家電なので、異常を検出するとエラーという形で動作しなくなる事があります。
※エラーが起きててもでも電源は入りリモコンや本体ランプは光る事がほとんどなので可能性はあまり高くない
修理方法:【DIY】リモコンにリセットボタンがあればそれを押してみる - 電子基板の故障
- 上記の様にエアコンは電子制御により動いており、その制御を電子基板で行っています。
様々な部品(モーターやコンプレッサー等)を電子基板が制御していますが、そこに故障があるとランプの点灯やリモコンやスイッチ操作すら出来ない状態となる事があります。
修理方法:修理業者に電子基板の交換を依頼する
その2.エアコンが冷えない、効かない
こちらは、エアコンの電源は入り風は出てくるけれど、冷房の時は風が冷たくない、暖房の時は暖かくない、という症状です。
エアコンから出てくる風がほぼ常温の様になってしまい、扇風機の様になってしまっている状況です。
詳細は「エアコンが故障?冷えない、効かない原因8選と修理方法」でまとめています。
- 冷媒ガスの不足
- エアコンが冷たい風や暖かい風を作り出せるのは、冷媒ガスのおかげです。
冷媒ガスは簡単に言う部屋の中と外の温度を入れ替える役割を担っています。
しかし、エアコンが効かなくなってしまった場合はこの冷媒ガスが減ってしまっている事が可能性があります。
修理方法①:修理業者に冷媒ガスの補充を依頼する
修理方法②:修理業者にガス漏れの原因を修理してもらう - 冷媒回路の故障
- ガスが入っていても、エアコンが効かない場合があります。その内の一つが冷媒回路の故障です。
エアコンはコンプレッサーという部品や、膨張/圧縮弁という部品などで、ガスの圧力を変化させています。
これらの部品が故障するとまたエアコンが効かなくなってしまいます。
修理方法①:修理業者に冷媒回路の修理を依頼する - サーミスタ(温度センサー)の故障
- エアコンにはサーミスタ(温度センサー)が搭載されています。現在の温度を読み取り、最適な温度に制御するのに利用されます。
サーミスタが故障すると、その制御が出来なくなってしまうのでエアコンが効かなくなる事があります。
修理方法:修理業者にサーミスタの修理を依頼する - 電子基板の故障
- 電子基板が壊れている場合もエアコンが冷えない事があります。
コンプレッサーを上手く動かす、温度センサーなどの情報の読み取りが出来なくなってしまう。
修理方法①:修理業者に電子基板の修理を依頼する
その3.エアコンから水漏れする
エアコンの動作自体は問題ない、例えば冷房で冷たい風は出てくるが、水が垂れてきてしまうというのがこちらの症状です。
使いたくても、水が止まらないので使用することがままならないという様な状況です。
実は水漏れと一口に言っても、原因は多岐に渡ります。
詳細は【DIY可能】エアコン水漏れ原因8選と修理方法でまとめています。
- ドレンホースの詰まり
- エアコンには、ドレンホースという部品があります。エアコンから発生する結露の水を部屋の外に排出する役割を持っています。
そして、そのホースが詰まってしまうと外に水が排出する事が出来なくなってしまい、溢れ出す形で部屋の中のエアコンから水漏れします。
水漏れの仕方:本体前面からポタポタ
修理方法①:【DIY】専用のポンプを購入して詰まりを取る
修理方法②:修理業者に水漏れ修理を依頼する - ドレンホースの設置状況
- ドレンホースの出口が地面や水たまりでフタをされる様に着いてしまっている事があります。
これは詰まりと同じで出口が行き止まりになってしまう事で水が流れなくなるので、部屋の中のエアコンから水漏れします。
水漏れの仕方:本体前面からポタポタ
修理方法①:【DIY】ドレンホースの出口が地面に密着していないか確認する。その場合少しハサミで短くカット
修理方法②:修理業者にドレンホースの詰まり解消を依頼する - 逆勾配
- ドレンホースの水は重力の力、つまり高い所から低い所に落ちる様に流れています。
基本的には室内のエアコンから始まって下り坂になる様に勾配を取って設置されているはずですが、それが途中で上に向かうようなルートになってしまっていると水が流れにくくなってしまいます。
水漏れの仕方:本体前面からポタポタ
修理方法①:【DIY】ホースが触れる場合は上っている箇所を直してみる
修理方法②:修理業者にドレンホースの修正を依頼する - エアコン内部の汚れ
- エアコンの内部が汚れると水漏れする事があります。
エアコンの中のフィルターの奥の部分には熱交換器と言って冷たくなったり暖かくなる部分があります。
ここにホコリが溜まってくると結露した水がスムーズに流れなくなってしまうので、水漏れします。
水漏れの仕方:風と一緒に飛んでくる
修理方法①:【DIY】エアコンのクリーニングをしてみる
修理方法②:業者にエアコンクリーニングを依頼する - 断熱不良
- エアコンが冷たい空気を出す時、エアコンのホースの中には冷たいガスが流れています。
その為、そのむき出しだと空気と触れて結露で水が発生してしまいます。
正常であればホースは断熱材という温度を伝えにくい材料で包まれているので、結露は発生しませんが、取り付け工事等で不備があると断熱材が足りていない事があります。そうすると水漏れが発生します。
水漏れの仕方:本体背面からポタポタ
修理方法:修理業者に断熱対策を依頼する - 冷媒ガス不足
- エアコンの中に流れる冷媒ガスが漏れたりして不足すると、それが水漏れを引き起こす可能性もあります。
中途半端にガスが不足すると、エアコンの中にある熱交換器という部分に温度のムラが出来てしまい、それが水の流れが悪くなる原因となります。
水漏れの仕方:風と一緒に飛んでくる
修理方法:修理業者に冷媒ガス補充を依頼する - エアコン本体の破損
- かなりレアなケースですが、エアコンの本体が破損していると水漏れする事があります。
取り付け時に割れたり、経年劣化で割れたりなどが考えれます。
水漏れの仕方:本体下部からポタポタ
修理方法:修理業者に水漏れ修理を依頼する(まずは点検)
※点検の結果、買い替えるしかない可能性もあります。 - お部屋の気圧差・負圧
- これもレアなケースです。
お部屋の気密性が高い、隠蔽配管で室内側に逆流防止弁が設置、換気扇を回す、などの条件が揃うとお部屋に負圧が発生して、ドレンホースからも空気を吸おうとして、その結果水の流れが悪くなり水漏れを引き起こします。
水漏れの仕方:本体前面からポタポタ
修理方法①:【DIY】窓を少し開けるなど空気の取り込み口を確保する
修理方法②:修理業者にドレンホース経路の点検を依頼する
その4.エアコンから異音がする
こちらはエアコンを使用していると異音がする、音がうるさいという症状です。
そのまま使い続けられるものの、常にうるさいので気になってストレスになる、もしくは壊れるのではないかと心配になるという様な状況です。
ここでは音の鳴り方で区分しています。同じ音でも聴こえ方や表現は人それぞれなので、近いかな?と思う所をご覧ください。
詳細は【エアコンから音】なぜ音がする?原因と修理方法を一覧にしましたの記事をご覧ください。
- バキッ、ミシッという音
- 主にエアコンの風が出始めて最初の頃になる音です。
こちらの原因は部品の膨張によるものです。徐々にエアコン本体の温度が変わっていくときに、今まで室温だった樹脂部品が急激に冷やされたり温められたりして伸縮することにより音が出ます。
修理方法:特になし(正常な音なので修理不要) - パチパチ、ピキピキという音
- こちらは上と似ていますが、原因は熱交換器などの金属部品の温度が変わって出る音です。
修理方法:特になし(正常な音なので修理不要) - シューという音
- これも使い始めによく起きる音です。エアコンを動かして室内機にガスが流れ始めるとシューと音が鳴る事があります。
修理方法:特になし(正常な音なので修理不要) - キュルキュルという音
- エアコンを動かしている間常にキュルキュル音がする事があります。
これはどこで音がなるかと言うと、エアコンの中には円筒状のファン(シロッコファン)という部品が回っていて、風を送り出しています。
そのシロッコファンが固定してある軸受けの部分がこすれが原因で音が出る事があります。
修理方法:修理業者に点検、軸受けの潤滑対策を依頼する - ブーンという音
- こちらは主に室外機で出る音です。室外機にはファンとモーターが回転しています。
回転数が上がってきた時などはブーンと振動音の様な物を感じる事があります。
修理方法①:特になし(正常な音なので修理不要)
あまりにうるさい場合↓
修理方法②:修理業者に部品交換を依頼する。
もしくは買い替えを検討する。 - ガタガタ、ドコドコという音
- こちらも室外機でよく鳴る音です。室外機が古くなって劣化してきたりする事が原因で出てくる事があります。
修理方法:修理業者に部品交換を依頼する。
もしくは買い替えを検討する。 - チョロチョロという音
- エアコン内部やドレンホースに水が流れる音です。
修理方法:特になし(正常な音なので修理不要)
※ただし、水漏れが起きる前兆であったりする可能性はあるので要注意です - ポコポコという音
- これはドレンホースの水に空気が混ざっている場合など発生します。
高層マンションや気密性の高い住宅などで負圧が強いとドレンホースに負圧で吸い込まれた空気が混入する事が原因で発生します。
修理方法①:【DIY可】ドレンホースに逆流防止弁を追加する
修理方法②:修理業者に負圧対策を依頼する
その5.エアコンから臭いがする、汚れている
エアコンから出てくる風が、不快な臭い(例えばカビ臭さ)がするという症状がこちらです。
原因はエアコン内部のカビやホコリです。汚れが目で見てわかる場合もあります。
- フィルターの掃除を怠ったか経年により
- エアコンは空気が流れるので、使えば使うだけ汚れます。また結露により常に湿っている状態なのでカビも生えやすいです。
さらにフィルターの清掃を怠ると汚れるスピードは早くなります。
修理方法①:【DIY】自分でエアコンクリーニングをする
修理方法②:エアコンクリーニングを業者に依頼する
その6.室外機が回らない、動かない
エアコンの室外機が回らない症状の場合はこちらです。この場合他の症状(エアコン効かないなど)が起きているはずなので、それと同じ原因である事が多いです。
- コンプレッサーや電子部品の故障
- 室外機を動かすのに直接関連するモーター、コンプレッサーなどの部品か、それらを制御している電子基板などの故障が考えられます。
修理方法:修理業者に修理を依頼する
その7.エアコンが傾いている
こちらはエアコンの機能には問題は無いが、エアコンが傾いているという場合です。
エアコンは取り付け工事によって固定されているので、それの具合により様々な原因で傾く可能性があります。
- 取り付ける際に水平をしっかり確認しなかった
- エアコン取り付け工事の際は、基本的に水平器などの道具を使用して水平を確認して付けますが、その確認を怠った場合傾いている可能性があります。
修理方法:気になる場合は修理業者に一度外して再取り付けを依頼する - 壁への固定がしっかりされていない
- エアコンは壁にビスで固定しますが、強度を確保する為にいくつか気を付けなくてはいけないポイントがあります。
その辺りに不備があるとしっかり固定されておらず緩んできて傾く可能性があります。
修理方法:修理業者に再固定を依頼する(取り付けを行った業者に言えば無償対応になる可能性も) - 室内の配管などと干渉して押されている
- エアコンは壁に取り付けた金具に引っ掛ける様に取り付けされています。
その為、エアコンに接続された配管(ホース)の位置関係によっては、ホースが干渉してエアコンが押されて傾く可能性があります。
修理方法:気になる場合は修理業者に一度外して再取り付けを依頼する - 排水されやすい様にあえて少し傾けている
- エアコンを取り付ける際のやり方として、水がスムーズに流れる様にあえてドレンホースの方に傾ける事があります。
水平でも流れるのですが、工事業者が水漏れなどのトラブルが起きる事を避ける為に念のためそうする事があります。
※基本的にはお客さんに事前に確認を取るはずです。
修理方法:あえてやっている場合はそのままで問題なし、気になる場合は修理業者に一度外して再取り付けを依頼する - エアコンは水平だが、実は天井の方が水平ではない
- エアコンはしっかり水平だが、実は天井が傾いている事もあります。
古い住宅で若干上階の床が沈んでいたり、新築であっても重力に負けない様に逆に上に持ち上げる様にしている事がある様です。
修理方法:あえてやっている場合はそのままで問題なし、気になる場合は修理業者に一度外して再取り付けを依頼する
その8.エアコンから虫が侵入
こちらはエアコン、故障では無いですが対策が必要と意味でエアコンの虫侵入についてです。
エアコンから虫が入ってきた、もしくは入ってきていると不安になる事があります。
実は、ドレンホースという水を排出しているホースが、絶好の虫の侵入ルートになっています。
予防方法:ドレンホースの長さの調整や防虫キャップなどを取り付ける
※詳細はドレンホースは排水溝まで伸ばすべき?長すぎると虫が入ってくる?の記事で解説しています。
既に入った虫の対処法:エアコンクリーニングを検討する
※完全分解クリーニングという外してバラバラにするクリーニングもおすすめ
エアコン故障の対応方法
【比較】修理と買い替えどっちが良いのか
エアコンが故障してしまった場合、買い替えるのと修理をするのはどちらが良いのか、一番悩むポイントです。
エアコンに限らず、他の家電や自動車などもこの選択肢で迷う事があると思います。
判断は人それぞれになりますが、ここで判断の参考になる情報をお伝えします。
- 10年経っているエアコンか
- 一般的にエアコンは製造から10年が標準使用年数とされています。
これは、この年数は使用する前提でメーカーが設計しているという事です。※壊れない保証をしているわけではありません。
また、故障した時の交換部品も10年を過ぎてくるとメーカーから供給されなくなります。
その時点で修理をするべきが検討をする必要があります。
逆にまだ製造から5,6年以内という場合は、他の部分はまだ消耗していないはずなので修理を行うのがおすすめです。 - 修理費用はいくらかかるか
- エアコンの機種や能力によりますが、買い替えると安くて工事費を含めて7万円前後、高い物だと20万円前後かかります。
エアコンの使用年数も加味しつつ、修理費用が買い替え費用に対して半分程度がボーダーラインかもしれません。 - どの程度緊急を要するか
- 一般的に、暑くなる6月~8月辺りはエアコン取付工事は繁忙期で、先の予定まで予約がいっぱいでなかなかすぐに工事をしてもらえません。急な依頼だと1カ月待ちなどもあります。さらに最近はエアコンの品不足も重なりさらに待つ可能性が出てきています。
それに対してエアコン修理は、基本的に緊急対応がメインで稼動しているので、部品のいらないガス漏れや水漏れの修理であれば、買い替えよりスピーディに対応してくれる可能性が高いです。
なので少しでも早くなんどかしたい!という時は修理を依頼するのが一番の選択肢です。
エアコンの故障は原因によって頼む業者が変わる
エアコンの故障が起きた際、実は頼む業者はその原因によって変わります。
ざっと説明すると、
- エアコンの部品が壊れたら:メーカーのサポート窓口
- 冷媒ガスが漏れたら:エアコン修理業者
- 取り付けの不具合:エアコン修理業者
- エアコンの水漏れ:エアコン修理業者
- エアコンの汚れに:エアコンクリーニング業者
- 汚れによる冷えない、水漏れ:エアコンクリーニング業者
と、実はエアコンの故障といっても頼むべき業者が変わります。
違う業者に頼んでしまうと、無駄に出費してしまうかもしれません。
詳しくは【エアコン修理】知らないと後悔!どこに頼むか症状で変わるで解説しています。
エアコンを修理する
【DIY】自分で修理する
エアコン修理は自分出来る事もあります。本記事の上部で解説した症状別の修理方法で【DIY】が入っている所は自分でも対応出来る内容です。
改めて下記にDIY項目をまとめます。
エアコンの電源が入らない
- リモコンの電池を新品に交換してみる
- 新しいリモコンを購入する
- ブレーカーが落ちていたら上げる
- リモコンにリセットボタンがあればそれを押してみる
エアコンから水漏れする
- 専用のポンプを購入して詰まりを取る
- ドレンホースの出口が地面に密着していたらハサミで少しカット
- エアコンのクリーニングをしてみる
- 窓を少し開けるなど空気の取り込み口を確保する(部屋の負圧が激しい場合)
エアコンから異音がする
- 逆流防止弁を取り付ける(ポコポコ音の場合)
業者に修理を依頼する
エアコン修理に関しては、「エアコン故障を修理業者に依頼するおすすめの方法」にまとめていますので、ご覧ください。
上の項目で自分で修理出来る内容をお伝えしましたが、逆にそれ以外の内容は修理業者に依頼をしないと修理が出来ません。
エアコン修理はインターネットで業者に依頼がおすすめ
エアコンの修理を業者に頼む場合、インターネットで業者を見つける事をおすすめします。
その理由としては、修理専門の業者が、スムーズに、早く対応してくれるからです。
インターネットで見積りを取れば複数業者の比較も可能です。
しかも見積りを取るのは無料で業者から連絡が来ることもありません。
この様にメリットが多いので、自分で対応出来なさそうなエアコン故障はインターネットで業者を探して依頼をしてみましょう。
エアコンを買い替える
古いエアコンだし、修理よりは買い替えの方が良いと判断をされた場合の解説をします。
エアコン取り付け工事については【エアコン買い替え】業者に取り付け依頼をするおすすめの方法にまとめています。
エアコンの買い替えについては、修理とは違い本体の購入と取り付け工事の両方が必要となります。
家電量販店などは取り付け工事とセットの販売になっている事もあるので、注文するのは楽ですが、これには下記の点に注意が必要です。
- トータルで見たら割高な事がある(一緒になっているので気付きにくい)
- 工事日程が希望通りにならず、待たされる事がある
なるべく費用を抑えたい、急ぎたい、という場合におすすめなのが、本体と取り付けをインターネットでそれぞれ注文する方法です。
おすすめのエアコン買い替え方法
本体の購入に関しては家電特化型の通販サイトがおすすめです。
送料無料で家電量販店よりかなりお買い得な品があるので一見の価値ありです。
取り付け工事に関してはサイトに登録された業者を検索出来るくらしのマーケットなどのマッチングサイトがおすすめです。
近年エアコン業者が充実しており、費用や口コミで気に入った業者に連絡ができ、日程なども柔軟に対応してもらえます。
エアコンクリーニングをする
エアコンの臭いや汚れが気になる場合はエアコンのクリーニングをしましょう。
自分でやる方法としては市販のエアコン洗浄スプレーがありますが、あくまで簡易的なのと、十分に洗浄出来ない可能性があります。
プロレベルの完璧な洗浄をしようと思ったら数万円かけて機材を揃えて、やり方を習得する必要があります。
※一応、電子書籍でプロレベルのエアコンクリーニングのやり方に関して解説している物も販売されています。
長い年数で考えればトータルでコストが抑えられるのでこういった物を見てやり方を習得するのも一つの手です。
自分でやるのはちょっと、、、という場合は業者に依頼をしましょう。
業者にエアコンクリーニングを依頼する場合は、
エアコンクリーニングで効きが悪い、カビ、臭いを解消する!の記事で詳しく解説をしています。
まとめ
筆者の想い
この記事では、エアコンの故障で困ったときに役立ててほしい情報を全て詰め込みました。
特にこだわったのはDIYで対応できる事を明記する事です。
筆者の想いとして、業者を呼ぶしか選択肢が無いという状況を無くしたい、というのがあります。
これは、お客さん目線で言うと自分でやれば費用を削減できる、という事なのですが、
私は事業者の立場でもあるので、その目線から業者側の達成感の無い仕事を減らしたいと考えています。
プロの技術はより価値のある仕事に使っていくのがより世の中の為になると思っています。
なにより早めのエアコン試運転を!
毎年春頃になると各メディアでも注意喚起され始めますが、エアコンがちゃんと動くか真夏になる前に早めに確認しましょう!
とはいえ、しっかり毎年早めに試運転している方は少数な印象です。本当に本当に早めに確認をした方が良いです。
夏になってからエアコン試運転をするデメリットはこんなに↓
- どこの業者も過密日程で待たされる可能性
- 工賃も高くなる(それでも頼む人がいる為)
- 最近の夏はエアコン無しでは耐え難い(待てない)
早めにしっかりと動くか早めに確認しておきましょう。